Parallels導入
先日MacBook Proを購入して、Windows10はbootcampを使ってネイティブにインストール。仮想環境を使わないので、まるでWindowsノートPCだぜー。IYHと喜んでいたけど、ちょっと見直ししました。
bootcampを使ったメリットは以下かと
・ソフト使ったエミュレータではなく、ハードウェア直接制御するので動作が速い。
デメリットというか下記の制約も出てきます
・ストレージ(今まではHDDなんて書きましたが、今時はSSDなのだ)をパーティションで区切るため、Windows領域を予め確保するためMacと共存ができず効率悪し。
・これが一番のネックであるが、再起動が必要。パーティションと相まって、イメージは昔の東西ドイツを分割したベルリンの壁のよう。
・MacとWin間のデータのやりとりも、コピペのように簡単にはいかない。

これはストレージを確認した画面
私は吊るしモデル買ったので、256GBしかないのをご覧のようにWindows領域として分割しています。
仮想環境ではVirtualboxでやっぱりエミュレータは動作がもっさりだしそれなりだなと思っていましたが、評判高いpapallelsを試してみることにしました。
結果、すごくいい!
デメリットは、そりゃbootcampのネイティブインストールには動作速度は及びませんが、明らかな違いが無い位遜色ない感じです。
私には、上記デメリットで上げた点が全て解決してしまうので、使い勝手が勝りこちらでいこうと思います。
簡単に書くと、Macのアプリの様にWindows10を使えます。

こんな感じです。
導入までの経緯については続きへ
まず、有料ソフトであるので、いきなり購入して使えませんでしたは困るので、試用版をインストールしました。
というか、未だに試用版です。もう少し使ってから購入に進むと思います。
また、bootcampでパーティション区切ってネイティブインストールしていた環境があるので、そのパーティションをドライブに見立ててインストールする方法を選択。(papallelsインストール時にいろいろな方法を選べます)
こうした理由については、とりあえずの構築が楽。ネイティブインストールして組み上げた環境のままにpapallelsで利用可能なことです。

試用版をダウンロードしてきて、これをクリックすることから始まります。

後はどのようにインストールするかを選択してひたすら待つだけです。簡単
インストールが終了したら、おぉ!普通にサクサク動作します。Virtualboxの様なスケーリングフォントではなく、ちゃんとしたフォントでキレイに表示します。
また、bootcamp環境を使用したので、再起動かけて起動ストレージ選べばネイティブとしてwindowsも使用可能なんです。
ただし、以下のデメリットがあります。
・windowsのライセンスは、ネイティブとparallelsと別々に必要です!
私はネイティブ環境でアクティベートしていたので、papallelsで使うと認証してくれと悲鳴をあげます
・相変わらずパーティションで区切っているので、ストレージの残容量が気になるところ。
ストレージに余裕がある構成の方や、ライセンスを複数持つ人などはネイティブでも動作が可能なこの構成もいいのではないかと。
私はこの環境はお試しのつもりで構築したので、1日使ってこれは使えると判断し、あっさりbootcamp環境は捨てました。
パーティションは削除してMacのみにし、改めてparallelsをインストールしました。
するとなんということでしょう!(ビフォーアフターの番組のように発音しましょう^^;)
Windowsのユーザデータ(ドキュメントやピクチャなど)はMacと同じ場所をアクセスするように構築されました。
素晴らしい!どっちのOSかなんて意識することなく、データの読み書きが可能です。

これ、windowsから見たデータですが、Macで作成したデータです。

メールデータをバックアップから戻そうと思い、外部HDDを接続した時はどちらのOSとしてデバイスを認識させるのかなんてのを聞いてきました。良く出来てるなー

仮想環境構築後です
まだストレージは半分近く余っています。